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トラフィック、ショートストーリー |
スティーヴ・ウィンウッドが中心になりウッドストックが最大の盛り上がりがあった時期に
その演奏スタイル・・・フリージャム的な音作りでアルバムを作
り上げ、そのスタイルだけでもきわめて特徴的な音があると考えられ、実際にそうであったことですさまじく評価された歴史的なバンドである。
とにかくはフリージャム的な音が注目をされたが、基本はもともとは歌中心のロックバンド。そうウィンウッドがいることで成立していたグループでもある。
初期のころは60年代末期のサイケブームでもあったためにそのような感じのポップな曲もあり、そしてそれが非常に印象的でまた彼らの代名詞にもなっていた感がある。
サイケ時代ということもあり本当に歌詞からその曲の作りからそれを連想させるものが多い。次第にバンドとしての形ができていくうちにジャズ的味わいがかるくあるようなセッション的な音の作りにも変貌していく。3分単位のポップソングではなく、延々とその絡みが続くような音作りに変化していったのだ。
その絡みは本当に長く当時のフリージャム的な音作りが印象的になっていく。
だがその音作りはとてつもなくすごいと言い切れるものではなかったためか、次第に色あせそそてウィンウッドは去っていく。ウィンウッドなしで成立するバンドではないので気が付くと消えているというような状況にもなっている。
ウィンウッドはそのままブラインド・フェィスに参加。そしてソロとなっていく。
初期のころから変に影響を受けた部分が足を引っ張る形になったバンドという位置付が正解なのかもしれない。
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トラフフィックの作品 |
年度 |
作品名 |
レーベル |
1967 |
MR,FANTASY |
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1968 |
TRAFFIC |
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1969 |
THE BEST OF TRAFFIC |
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1969 |
LAST EXIT |
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1970 |
JOHN BARLEYCORN MUST DIE |
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1971 |
THE LOW SPARK OF HIGH HEELED BOYS |
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1973 |
SHOOT OUT AT THE FANTASY FACTORY |
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1974 |
WHEN THE EAGLE FLY |
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1994 |
FAR FROM HOME |
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